こんにちは、ハルマキです。
塗装する際のインク、スミ入れのインク、トップコート…等使用すると思いますが、ガンプラ等で使用する塗料には種類があり、"相性"があります。
よく迷います!!そしてうっかり失敗もあります!!
そんな泣きをみないように、よく聞く塗料は5種類の塗料について相性を確認していきましょう。
ラッカー
エアブラシでの塗装などでよく使う、よく聞くのがこのラッカー系塗料です。
クレオスのMr.カラー、ガイアノーツのガイアカラーはこちらのラッカー系塗料になります。
塗装する際の下地のサーフェイサー(通称 サフ)、トップコートも"水性"とか書いていなければ、主にラッカー系です。
ラッカーは主に"ラッカー"と改めて記載していないような気もしますね。
ラッカーの相性についてはこんな感じです↓
ラッカーの上からガンダムマーカーは、せっかく塗ったラッカーが溶けます!要注意です!!
エナメル
ラッカーの次によく聞くのが、このエナメル塗料。
個人的にはエナメル=タミヤのイメージがあります。
(タミヤはエナメル以外もあります!)
タミヤのエナメルは、筆直塗りでいけるので部分塗装によく使っています。
エナメルの相性についてはこんな感じです↓
ひぇ!終わった!!
はい、プラモデルに直で塗ると溶けます。
あれ?なんか変?と思った時には、時すでに遅し
はらりとパーツが割れます。
なので、エナメルは直接塗っちゃダメ!!
逆にいうとプラモデル直接でなければいいのです。
何かでコートしておけばエナメルで塗れます。何がいいかは、他塗料の相性で確認してください!
ちなみに、エナメルを使用後の相性はこちら↓
エナメルの上にラッカーは、スミ入れした後にトップコートとかよくやりますよね。
ですが、厚塗り厳禁!
エナメルよりラッカーの方が強い溶液ですので、厚塗りするとエナメルが溶けてきますよ!
水性
ラッカーほどの激臭もなく水が使える、安心安全な水性塗料!
クレオスのAQUEOUS(名前が緑色のやつ)やアクリル絵の具もこちらです。
あとはトップコートでも水性がありますね。
さっそく、水性の相性はこちら↓
水性の上にラッカーは使えません!
個人的に水性は水性で一貫し方が安心かと思います。
アクリジョン
ACRYSION(名前が青のやつ)とはクレオスから出ている水性塗料です。
え?水性なら③じゃない?と思いますが、ACRYSIONは違います!!
クレオスのAQUEOUSの場合、少ないながもラッカーと同じ溶液が入っています。
しかしACRYSIONは溶液全く無し、ABSパーツも割れる心配なし!という優れものなのです〜
アクリジョンの相性はこちら↓
ガンダムマーカーも使えますが、ガリガリ書くとマーカーのペン先が固いため、下地のアクリジョンが削れます。
ペン先に削れたアクリジョンがついてしまうので、ペン先を拭いたり試し書きを行いましょう!
アクリジョン自体は筆で直塗りもでき、乾かないうちなら水を含ませた綿棒で擦ると落ちます!
隠蔽力も高いのですが、わりとこってりしてるので塗りすぎると分厚くなります。
アクリジョンの注意としては、乾くと擦っても取れません。
耐水性なので、水をつけても取れません。さらには水性でできたマジックリン落としもできません。
どうやっても落とせないので注意です!
ガンダムマーカー
瓶、スプレータイプはラッカーや水性なので注意です!
ガンダムマーカーは、塗装からスミ入れ、銀メッキもできちゃう優れものです。
ペンタイプなので、すぐ塗れます!楽!
それではガンダムマーカーの相性はこちら↓
重 ね 塗 り 厳 禁!!
ガンダムマーカー同士もダメなので注意です。
尚且つラッカートップコートもダメでした!
水性も同様かと思います…
ただし、アクリジョンは大丈夫でした。
左はガンダムマーカーの上にアクリジョン、
右はアクリジョンの上にガンダムマーカーです。
右側には、ガンダムマーカーの書いた跡が残っていますね(くるくる回した跡があります)
終わりに
以上、5種類の相性を見てきました!
個人の希釈度やエアブラシ・筆塗りの塗り方、天気などによっては、上記の結果にならないかもしれません。
ランナーで試してから重ね塗りを行うことを推奨します!
重ね塗りは、完全乾燥が絶対条件です。
焦らずゆったりやっていきましょう!!